購入1ヶ月、2015年MacBook(12inch)本気レビュー。母艦にするなら1.3GHzのCTOにしよう。

新型のmacbook購入から一ヶ月使用したレビューを書いていきます。

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購入したモデル

MacBook(12inch、early2015、ゴールド)

CPU:CoreM 1.2GHz

メモリ:8GB

SSD:512GB

前に使用していたモデル

MacBook Air (11inch, late2013) 

CPU:Corei5 1.3GHz

メモリ:4GB

SSD:128GB

２台目のMacBookです。ここからはデビュー。 

デザイン

購入の決め手になった超クールなデザイン。Airと並べてみるとベゼルが細くてスマート。かっこいいいい。Airのデザインが完成系だと思ってたのに更に薄く、軽くなってるのに驚き。これ以上進化の余地があるのかと思ってしまうほど薄くなってる。

色はiPhoneでも5sからずっとゴールドを選んでいるのでMacもゴールドにした。りんごマークが光らないのは良いなと思う時もあれば寂しいと感じることも。落ち着いてるけど派手さも消えた。ただでさえゴールドという派手なカラーなので光らないほうがちょうど良いのかなーと。

処理速度

まぁ悪くない、けど前2013年Air (core i5)の時と大差ないなーといった感じ。ただメモリが8GBだし最新モデルだから多少サクサクになるかなーと思ってたけど特に速さ上昇は体感できていない。Airの２倍以上値段高いしね。それでもOSX自体がサクサク動くなので問題なし。高解像度retinaディスプレイを搭載する分処理も重くなっているのだろう。逆に言うとこのスペックでも2013年Airと同じくらいのスピードで動くということ。この処理速度はデザインや軽さとトレードオフといった感じで許容範囲。ファイルダウンロードしながらタブを8-12個ほど開いてブラウジングしていても虹マークが出て引っかかる時もあるし、写真多用した重い記事だとブログで文字打ってる時に停止するシーンもしばしば、1.2GHzでこの有様なので1.1Ghzだとかなりきついんじゃないだろうか。後はファイル内の画像のプレビュー時に表示が遅いと感じる。SSD256の1.3Ghzのモデルが一番無難だと思われる。後はファンレスによる発熱が多少気になる。

※追記　2016.2.18

YosemiteからEl Capitanにアップデートしてから別物かといくらいに描写がヌルヌルになりました。タスク切替え時の描写も引っかかりが無くなりました。今ではAirを使っていた時と同じくらい快適に使えています。

発熱に関しては普段使いにはそこまで気にならなくなってきましたが、nasneに関連した動画再生ソフトを使う際にものすごく熱くなる。高負荷なアプリを使うと時間が経つににつれてホッカイロ。

液晶

超綺麗。Airユーザーだっただけに凄く綺麗に見える。ブラウジングや動画鑑賞はもちろん、特に電子書籍で漫画を読む際が一番わかりやすかった。Airのとき文字が潰れて読みにくかった漫画が快適に読めた。スケーリング解像度を高めに設定することで画面を広く使うことができるのも大きなメリット。Airよりもベゼルも細く黒縁なのでかなりシャープに見える。

SSD

128GBだった僕が512GBに変えたら世界が変わった。もう容量に悩む心配も無くなって、容量管理に費やす手間や時間も無くなった。外付HDDを使う機会も滅多にない。

まぁSSD512GBにするよりはCPUにお金使ったほうが満足度は高そう。

SSDは容量が大きいほど書き込み＆読み込み速度が上がるらしいが速度検証までやっていないのでまだ違いは体感できていない。

バッテリー

Airの時と違いがよく分からない。公称９時間である点も同じだし大差無いと思う。

ただ充電ケーブルがUSB-Cケーブルに変更されていてマグネット充電ではないので充電が面倒臭い。Airの時は充電差込口にケーブルを近づけるだけですぐ充電できたけど、12inchモデルは自分で差し込む手間がある。

ただバッテリーの持ち具合が同じでも消費電力は大幅に下がっている。

キーボード

Airと比べてボタンの幅が狭くなっていてコンパクトになっている。購入前にお店で触った時は「打ちにくい、キーが浅いなぁ」という感想だったが、家に持ち帰って１日使ってたらすぐ慣れた。最近ではバタフライキーボード以外の物だと違和感を感じてしまう。キーを打つよりは叩くといった感覚。慣れたら以前のキーボードよりも打つの早くなったような気がする。キーが浅いから入力までの時間も短縮されるのかもしれない。

感圧トラックパッド

タッチ派なのでAirの時と特に違いは感じれられないけどAirの時よりもトラックパッドの幅は大きくなっているので広々と使える。強いて言うなら「Force touch」の機能にあるリンクを強く長押しでプレビューが観れる機能だけはよく使っている。便利。

USB-C

ポートが１個しか無いし、変換コネクタが必要なので面倒臭い。

iPhoneとmacを充電しつつ同期しながら寝るという作業ができなくなってしまった。 

ただ、寝る前にちゃんと充電しておけば１日バッテリーは持つので、充電しながら作業する機会はほぼない。

※追記　2016.2.18

usb-cのマルチ変換アダブタを購入してからmacbookのポート周辺はかなり便利になりました。正直、これを持っているのとそうでないのは大違い。

・USB-B

・USB-C

・HDMI

の３つを接続できるアダプターですが、これを充電器であるUSB-Cケーブルに接続にしておくだけでUSB-BとHDMIを手軽に使えるようになります。充電ケーブル時代の長さも伸びますし、持ち歩きたい時はUSB-Cを抜けばいいだけですからね。

普段は充電器に差しっぱなしにしています。最初はmacbook本体にUSB-Cが一つしかなくて不便だと思っていましたがマルチアダプタを使えばケーブルが一箇所集中してスッキリするので時期モデルもUSB-Cひとつで十分だと思うようになりました。

スピーカー

かなり良い。めちゃくちゃびっくりした。Airもそこそこだったが、外付けのBluetoothスピーカーは必須だった。それに対して12inchMacBookのスピーカーだと「外付使わなくても本体のスピーカーで良いかな」と思う時が結構ある。それくらい段違い。BOSE Sound link miniに比べたらさすがに劣るけど、スピーカーの充電が切れている時は普通に本体内蔵のスピーカーで代用できるくらいのレベル。低音がガンガンなるわけではなく、単純に音がクリア。上手く表現できないけどとにかくクリアなの！！それでいてよく響く。

総評

自分みたいにネットブラウジングや動画鑑賞、読書したりブログ書く程度の作業しかしない一般ユーザーなら十分なスペック。（1.2GHzの場合）それでも1.3GHzにしておけばなーと思うシーンもたまにある。

”iPadにキーボードをつけただけ”とかよく言われるけど、ほとんどの人はそれで十分なんじゃないだろうか。ネットブラウジングが快適にできて入力に便利なキーボードが付いている、それでいてファッションとしても取り入れられる程お洒落なデザインのパソコン。最近はスマホやタブレットの普及でパソコンを使う若者が減ったとか言われてるけど、パソコンもファションとして使えるレベルの製品がもっと普及すればパソコン使う若者が増えるかもしれない。

だからもうPCって性能うんぬんで選ぶよりもデザインで選んで良い次元まで来てると思います。ファッションの領域。

ただ僕みたいにパソコンをノートPC一つで賄う人が2015年版12inchマックを買うなら無理をしてでも1.3GHzにしておいたほうが良いと思う。最低でも1.2GHz、1.1GHzを母艦にするくらいならAirとかPro買ったほうが良い。子機として使うなら1.1GHzにして割り切るのも手だけど、母艦にするのは絶対厳しい。SSDは最小でも256GBと結構な容量があるし、SSDにお金使うよりCPUにお金使うのがベストバイ。1.1GHz 1,2GHz 1,3GHzそれぞれでかなりの差があります。1.1GhzがiPad Air2と同じ処理速度。1.2GHzで2011年Airのi7や2013年AIrのi5と同じ。1.3GHzで2015年AIrのi5と同じ。

一度この薄さや軽さ、液晶の綺麗さに慣れてしまうともうAirには戻れない。Airには拡張性の面で軍配があがるけど、実際Airの時と比べて困るシーンにほとんど出会ってない。寝る前に充電しとけばUSB-Cポート１つで事足りる。

スタバでドヤ顔しながら記事を書く僕みたいなブロガーさんには最強のパソコンだと思います。（ドヤ）

フラペチーノは抹茶が一番でしょ！

APPLE MacBook (1.2GHzデュアルコア Intel CoreMプロセッサ/12型/8GB/512GB/USB-C/ゴールド) MK4N2J/A